人や社会とのつながりと健康

2024年4月スタートした健康日本21第3次では「居場所づくりや社会参加の取組に加え、各人がより緩 やかな関係性も含んだつながりを持つことができる環境整備やこころの健康を守るための環境整備を行うことで、社会とのつながり・こころの健康の維持及び向上を図ることが基本的方向として示されました

https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001158810.pdf

社会的孤立・孤独と健康・ウェルビーイング

社会的孤立とは、家族やコミュニティとほとんど接触がないこと(客観的)

孤独とは、仲間づきあいの欠如あるいは喪失による好ましからざる感情を抱くこと(主観的)

と定義されます。

社会的孤立・孤独が健康・ウェルビーイングに与える影響や、その効果の異質性の研究をしています。

ソーシャルキャピタル指標の妥当性と
アクションプランの提言

健康日本21第三次では、「地域に根ざした信頼や社会規範、ネットワークといったソーシャルキャピタル(社会関係資本)の醸成を促すことが健康づくりにおいても有用である」とされ、以下の3つについて令和14年度に向けた目標値が設定されています。

① 地域の人々とのつながりが強いと思う者の増加

② 社会活動を行っている者の増加

③ 地域等で共食している者の増加

当研究室では、これらのソーシャルキャピタル指標の妥当性や目標達成に向けたアクションプランの提言を行っていきます。